BIC SIMを契約してみた | Convenient Life ~イイモノさがし~

2014年1月7日火曜日

BIC SIMを契約してみた


 Z Ultra(以下、ZU)を便利に、且つできるだけ安く運用したい!と思い立ち、色々とdocomoのMVNOを比較した結果、ビックカメラのBIC SIMを契約しました。

 ZUは、通話も可能なファブレットです。緊急時の予備回線、そして将来的に“MNP弾”にできることも踏まえて、当初は通話付きプランを検討していました。


 しかし、如何せん通話付きは高い。そして、そもそも選択肢が少ない。

 通話付きプランと聞いて、まず頭に浮かぶのは、docomo MVNOの“老舗”日本通信。現在、同社が提供している通話付きプランは、主に以下の3つとなります。

註)以下、すべて税別料金。パッケージ料金はすべて3,000円。

スマホ電話SIM フリーData


  • 基本料金 1,560円/月(無料通話なし
  • データ通信 最高速度200kbps、使い放題
  • 高速通信 1,560円/3GB、300円/100MB、1,200円/500MB
  • 提供SIM数 1枚

スマホ電話SIM


  • 基本料金 1,080円(通話)+980円(データ)/月(無料通話なし
  • データ通信 最高速度150kbps、使い放題
  • 高速通信 300円/100MB、1,200円/500MB
  • 提供SIM数 1枚

携帯電話SIM(音声プランS)


  • 基本料金 1,290円/月(無料通話1,300円)
  • データ通信 なし
  • 提供SIM数 1枚


 今回、通話より優先すべきはデータ通信なので、3の「携帯電話SIM」は論外。1と比較して、2に有利な点は無し。そうなると、消去法から1の「スマホ電話SIM フリーData」しか残りません。

 このプランを見てみると、最高速度200kbpsながら通信量に上限は無く、使い放題となっています。これは、実際の通信速度次第では便利なプランだと言えます。
 ですが、やはり基本料金がデータ通信プランと比べて高い。また、今回のZUはC6802(3G版)ではなくC6683(LTE版)を購入しましたから、LTEが使えないのはもったいない。そう考えると、イマイチな選択肢に思えました。


 さらに、我が家にはもう一台、現役の端末があります。そう、tablet Z(SO-03E)です。
 実はこいつが厄介で、現在はdocomoの「Xiデータプランフラットにねん」を「プラスXi割」で運用しています。7GBまで高速通信が可能なわけですが、主な使用場所は自宅。ZUが来てからは、より自宅待機が増えています。プラスXi割で大幅に安くなっているとはいえ、期間限定ですし、非常にもったいない状況にあります。
 これをどうにかしたいのですが、月サポの残月数が1年以上あり、「フラットにねん」も更新月まで1年弱あるのが現状。ですから、とりあえずは契約を継続し、「フラットにねん」の更新月に解約(あるいはMNP)するのが無難です。そして、その後のtablet Zの運用を考慮すると「SIMの枚数を増やせて、プラン変更が簡単にできるもの」が最適であると考えました。


 結果として、選んだのがBIC SIMミニマムスタートプランです。


 このプランは次のような内容になっています。


  • 基本料金 980円/月(通話なし)
  • 高速通信 500MB/月まで(超過すると200kbps)
  • SMSオプション 147円/月(契約時のみ選択可)
  • 提供SIM数 1枚


 「提供SIM数、1枚じゃないか」と思われたかもしれません。
 しかし!BIC SIMは月単位でのプラン変更が簡単にできるため、ファミリーシェアプラン(2,688円/月、2GB/月まで)に変更することで、3枚までSIMがもらえます。SIMのサイズ、そしてSMSオプションはそれぞれ選択可能です。
 つまり、その時その時の状況に合った契約ができるので、無駄な支出が避けられるということです。あらかじめ状況が変わることが分かっている私にはありがたいですね。

 ちなみに、このBIC SIMは「powered by IIJ」となっており、以前より評判の良いIIJがMVNOになっていることが分かります。


 そして今回、「これに決めよう!」と思った一番の要素が、公衆無線LANサービスが無料だということです。
 無料で利用できるのは『Wi2 300』という公衆無線LANサービス。これはワイヤ・アンド・ワイヤレス社(以下、WAW)が通常380円/月で提供しているもので、JR主要駅やマクドナルドなど、日本全国さまざまな場所で使用できます。
 高速通信が500MB分しか無い中で、これは大きいと判断しました。職場でも電波が飛んでいるのは確認済みでしたしね(このことについては別途更新)。
 

 各社が提供しているプランを並べてみると分かりますが、仕様に書いてあるプランの内容と料金のバランスは、“ドングリの背比べ”です。多少の違いはありますが、どれも決め手になるような絶対的な優位性はありません。そもそも、どの会社もdocomoに規定の接続料を払って事業をしているわけですから、大きな差がつくことは考えづらいですよね。


 この「Wi2 300が無料」という特典は、WAWにとっても良い宣伝になるはず。恐らく格安で提携していると思われますが、ビックカメラとWAWの間でどのような契約がされているかはともかく、ユーザーにとっては月額380円のサービスがタダでついているということになります。これは大きな差別的優位性です。



 最後に、おまけ的要素にはなりますが、

  1. パッケージ料金がポイント加算対象
  2. 開通手続きが簡単
  3. 配送が早い(オンライン購入の場合)
 という点も、個人的には評価の高いポイントだったことを記載しておきます。
(12月30日の夕方過ぎに注文して、翌31日には到着したので、嬉しい誤算となりました。)

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